松原団地の歯医者「桑原歯科医院」 > 院長インタビュー
特にこだわっているのは、「一口腔単位治療」「メインテナンス」「十分な診療時間」の3つです。
「一口腔単位」とは、お口全体という意味です。当院では「木を見て林を見る」、包括的な治療を心がけており、悪い部分だけを単発的に治すのではなくて、 その前後、対合そしてお口全体の状態やバランスをまた、今後の経過を予測し、しっかり見ていくことで、よい状態を長持ちさせられるように努めています。
局所的に見ていては根本的な解決にはつながらないことがあり、結果として患者様のためにならないことがあるんですね。 再治療を防ぐためにも視野を広げる一口腔単位治療を行うことが、長い目で見て患者様の大きなメリットになると考えているんです。
当院では、何年もの先を見すえた歯科治療を行っています。しかしお口の中の環境は、日々のケアや体質の変化・老化などによって常に変わるものですから、実際に10年先にどうなっているかを予測することは容易ではありません。ですから定期検診でしっかりメインテナンスを行うことで、治療後のよい状態をフォローアップさせていただきたいと考えているんです。
単発的な治療だけのおつき合いではなく、患者様のお口の状態を長期的に見せていただく方が、小さな変化に気付きやすく、その時々での最小の治療で済むため、結果、歯が長持ちする、治療の負担もなくなるなど患者様にとってメリットが多いんです。ご自身のためにメインテナンスが重要であることをご理解いただき、当院と末永いおつき合いをしていただければと思っています。
当院の診療は、基本的に予約制とさせていただいています。初診には60~90分と長い時間を確保して、じっくりとお話しできる時間を確保するようにしています。歯科治療は、お互いが信頼し合い納得したうえで進めることで、よい結果が得られるものですから。
またお子様やご年配の方、持病をお持ちの方など、患者様によっても適切な時間は異なると考えていますので、一人ひとりの患者様に合わせて十分な時間を心掛けています。
当院のこだわりや方針についてお話ししましたが、それに先立って大事に考えているのは「患者様が何を求められているか」ということです。当院では、一人ひとりの患者様のニーズに合った治療をご提案することを第一に考えていますので、無理やりこちらの方針を押しつけるようなことは決してしません。もし患者様が部分的な治療のみを希望されているのであれば、今後予想される事象を説明した上で、そのように対応しますので、お気軽にお申し出いただければと思います。
たとえば、インプラント一つをとっても、「今、この治療が本当に必要か」ということを吟味して、必要と判断した場合のみ治療をご提案しています。治療はコミュニケーションからはじまりますので、患者様からもなんでも気軽にお話していただければうれしいですね。
当院は、私の父である前院長が1970年に開業し、私が2007年に引き継ぎました。長い間つちかってきた信頼関係を今後もっと密にしていくことで、草加市のホームドクターとなれたら、と考えています。まずは一度、お気軽にご来院いただければと思います。
院長名 | 桑原 靖 | |
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略歴 | 1988年 | 日本歯科大学歯学部卒業 |
1992年 | 日本歯科大学大学院博士課程修了 博士(歯学) | |
日本歯科大学非常勤講師 (現) | ||
2007年1月 | 桑原歯科医院 開設 | |
2015年11月 | 医療法人 マルベリー 設立 | |
所属団体 |
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助手1名 衛生士4名