松原団地の歯医者「桑原歯科医院」 > 矯正歯科
矯正治療と言うと、お子様の治療だと思われる方が少なくありません。しかし実際はそんなことはなく、近年は矯正治療を受けられる成人の方も増えています。
歯並びや咬み合わせが乱れていると見た目が気になるのはもちろん、ブラッシングが行き届かず虫歯や歯周病になりやすかったり、正しく咀しゃくできないことで胃に負担がかかったりと、さまざまな問題が生じてしまいます。咬み合わせの乱れはほかにも、顎関節症や肩こり、頭痛などを引き起こすこともあるのです。
矯正治療とは、見た目のコンプレックスを解消しつつ健康を手に入れる大切な治療です。当院ではお子様から成人の方までの矯正治療を行っています。難症例については専門医をご紹介するなどして、患者様一人ひとりのお悩みの改善に努めます。まずはどうぞ、お気軽にご相談ください。
コンプレックスが 解消される |
歯並びの見た目がよくなり、コンプレックスが解消されて自信が持てるようになります。 |
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歯の寿命を 長くする |
ブラッシングがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなります。結果として歯の寿命を長くすることができます。 |
しっかり 咀しゃくできる |
食べ物をしっかり咀しゃくできるようになり、胃への負担が減り、また栄養の吸収もよくなります。 |
歯並び全体ではなく、「出っ張っている前歯を1本だけ治したい」「前歯のデコボコを治したい」「少し隙間があるのが気になる」……などという場合には、部分矯正の可能な場合があります。一部分だけの治療となるため、比較的治療費が抑えられ、また、3ヶ月~半年程度で治療を終えられます。
部分矯正のメリット・デメリット
- 比較的費用が抑えられる
- 比較的治療期間が短くて済む
- 歯を抜かずに治療できるケースが多い
- 周りの歯並びによっては、元に戻ってしまうケースもある
- 大きな歯並びの乱れには適用できない
- 部分的な治療となるため、その部分の回復にとどまる
歯並び全体の矯正治療を選択するか、部分矯正を行うかは、患者様の歯並びの状態をくわしく診察したうえで判断します。まずは一度、お口の中を見せに来てください。
ブリッジや入れ歯治療のためのスペースづくりにも有効です
部分矯正は、歯を抜いたまま放置してしまい、隣の歯の傾斜によりブリッジや入れ歯の治療に支障がある場合のスペースづくりにも有効です。 これは「補綴前矯正」と呼ばれ、より安定した治療結果を得るために非常に重要な治療となります。
特に、通常、傾斜がひどい場合には歯を削る量が多くなり、歯髄(神経や血管を含む組織)を抜かなければいけないこともありますが、部分矯正により歯髄を抜かずに治療することも可能になります。 歯を抜いたまま放置してしまったという方は、どうぞお気軽にご相談ください。
歯を移動する装置について
●メタルブラケット
ブラケットという金属製の小さな装置を歯の表面に取りつけ、そこにワイヤーを通して歯並びを動かしていく装置です。成長期のお子様には床矯正装置(顎の成長を促す取り外し可能な装置)を使う医院も多いですが、自由に取り外しができることで効果が得にくいケースもあるため、当院ではお子様にもワイヤーを使った矯正治療を行っています。
●セラミックブラケット
目立つ銀色のメタルブラケットが気になる方には、白いセラミック製のブラケットがおすすめです。効果はメタルブラケットと変わりません。
当院ではお子様の矯正治療について、歯並びの乱れがわかってから行う治療だけではなく、正しい歯並びへ導く「咬合誘導」も行っています。乳歯~永久歯への生え替わりを観察しながら矯正装置を用いたり、抜歯のタイミングをご提案したりするなどして、永久歯の正しい歯並びを誘導していきます。
生え替わり期の抜歯は、タイミングが合えばその後に矯正治療を行う必要なく、正しい歯並びを実現できるケースも少なくありません。タイミングを逃さないためにも、お子様の歯並びが心配な方は、一度お早めにご相談ください。
受け口を改善するマウスピースを用いた治療で、おもに3~6歳のお子様に対して行います。顎の自然な成長を利用して、受け口を治していきます。
※自由に取り外しができるため、効果が十分発揮できないケースもあります。